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高校生が出歩いていい時間は?18歳でも深夜徘徊で補導されるの?

春になり、晴れて高校生になったみなさんおめでとうございます

高校生になるとぐんと大人になって自由な感じがしますよね。

学校終わりに出かけられるところも増えます

私も、高校生の頃はよく学校終わりに友達とカラオケやファミレスに行って遊びました。

 

高校生になると学校終わりにバイトを始める人もいるでしょう

バイト先には車を運転できる人もいますから、今まで行けなかったちょっと遠い所まで行っちゃおう!!なんて話にもなるかもしれません。

 

そんな時ちょっと気を付けてほしいのが高校生が出歩いていい時間です。

高校生が出歩いていい時間外に外を出歩いていると補導されてしまいます

 

今回は高校生が出歩いていい時間をお伝えしますのでチェックしてください。

 

18歳から成人になったけどそこはどうなの?という疑問にもお答えします

 

 

高校生が出歩いていい時間は何時~何時?

高校生になると交友関係や遊びの幅も広がり、帰るのが遅くなってしまうこともありますよね。

しかし、高校生が夜遅くまで出歩いていると補導されてしまうことがあります。

高校生が出歩いていい時間をきちんとチェックして高校生活を気持ちよくエンジョイしましょう。

 

高校生が出歩いていい時間は?

それでは、早速、高校生の出歩いていい時間をチェックしていきましょう。

 

全国的に夜遅い時間〜明け方にかけては高校生の外出が制限されています。

外出の制限時間は以下のところが多いです。

・午後11時~午前4時

この時間以外が高校生の出歩いていい時間になります。

外出の制限時間は都道府県により異なるので注意が必要です。

自分の住んでいる地域の外出の制限時間が何時~何時なのかしっかり把握しておきましょう。

 

 

高校生が出歩いていい時間は都道府県によって違う

高校生が出歩いていい時間は各都道府県の青少年保護育成条例などで決められています。

外出の制限時間は午後11時~午前4時のところが多いです。

 

青少年保護育成条例とは

 

青少年保護育成条例とは

青少年(18歳未満の者)の保護、健全育成、保護育成、愛護、環境整備、環境浄化などを目的として地方公共団体(自治体)によって制定される条例。青少年保護条例、青少年健全育成条例、青少年条例などともよばれている。環境浄化条例と称している県もある。

引用 コトバンク

 

簡単にいうと青少年(主に18歳未満の者)を守るためのルールですね。

青少年保護育成条例は法律ではありません。

しかし、守るべきものであり、条例を破ると処罰の対象になったり、逮捕されたりもします

 

都道府県別外出の制限時間一覧

高校生が出歩いていい時間は都道府県によって違います

都道府県別の外出の制限時間を一覧にしましたのでしっかりチェックしてください。

 

北海道・東北

北海道 午後11時~午前4時まで
青森県 午後11時~日の出時まで
岩手県 午後11時~午前4時まで
宮城県 午後11時~午前4時まで
秋田県 午後11時~日の出時まで
山形県 午後11時~午前4時まで
福島県 午後10時~午前5時まで

 

関東

茨城県 午後11時~午前4時まで
栃木県 午後11時~午前5時まで
群馬県 午後11時~午前4時まで
埼玉県 午後11時~午前4時まで
千葉県 午後11時~午前4時まで
東京都 午後11時~午前4時まで
神奈川県 午後11時~午前4時まで

 

中部

新潟県 午後11時~午前4時まで
富山県 午後11時~午前4時まで
石川県 午後11時~午前4時まで
福井県 午後11時~午前4時まで
山梨県 午後11時~午前4時まで
長野県 午後11時~日の出時まで
岐阜県 午後10時~午前4時まで
静岡県 午後11時~午前4時まで
愛知県 午後11時~午前6時まで

 

近畿

三重県 午後10時~午前5時まで
滋賀県 午後11時~午前5時まで
京都府 午後11時~午前4時まで
大阪府 16歳未満午後8時~午前4時まで

16歳以上18歳未満午後11時〜午前4時まで

兵庫県 午後11時~午前5時まで
奈良県 午後11時~午前4時まで
和歌山県 午後10時~午前4時まで

 

中国

鳥取県 午後11時~日出前まで
島根県 午後11時~午前4時まで
岡山県 午後11時~午前5時まで
広島県 午後11時以降
山口県 午後11時~午前5時まで

 

四国

徳島県 午後11時~午前4時まで
香川県 午後11時~午前4時まで
愛媛県 午後11時~午前4時まで
高知県 午後11時~午前4時まで

 

九州

福岡県 午後11時~午前4時まで
佐賀県 午後11時~午前4時まで
長崎県 午後11時~午前4時まで
熊本県 午後11時~午前5時まで
大分県 午後11時~午前4時まで
宮崎県 午後11時~午前4時まで
鹿児島県 午後11時~午前4時まで
沖縄県 午後10時~午前4時まで

※今後変更される可能性もあるので注意してください。

 

高校生が出歩いていい時間は都道府県によって幅があることがわかりますね。

自分の地域では高校生が出歩いていい時間でも、親戚の家や旅行で滞在する地域は違うこともありますので注意しましょう。

 

また、市の教育委員会で生徒指導基準として小中高校生の帰宅時間を定めているところもあります

例えば兵庫県加古川市では高校生の帰宅時間は午後9時、北海道深川市では午後10時となっています。

青少年保護育成条例の時間だけではなく、学校で指導された帰宅時間も守るようにしましょうね。

 

 

深夜に高校生が出歩いていると深夜徘徊で補導される

 

高校生が出歩いていい時間外に出歩いていると深夜徘徊で補導されることがあります。

なぜ補導されるのでしょうか?

深夜徘徊で補導されるとどうなるかも合わせてみていきましょう。

 

深夜徘徊とは

まずは深夜徘徊とは何かを簡単に説明します。

深夜徘徊とは

深夜に目的もなくウロウロすること

深夜=青少年保護育成条例で定められた外出の制限時間を指します。

 

遊びっていう目的があるからいいじゃん!!と思うかもしれませんが、ここで言われている目的は特別な事情の場合のみ

 

特別な事情とは

  • 夜間学校に通っている
  • 火災や急病などの緊急事態
  • 初詣などの青少年の健全育成に役立つもの  など

特別な事情なく出歩いていると補導されてしまうことがありますので、遊びたいからといって夜遅くまで出歩かないようにしてください。

 

なぜ深夜徘徊で補導されるの?

深夜徘徊は補導の対象になります。

 

補導とは

補導とは、非行少年や不良行為少年の発見、非行の防止などの目的で行う、すべての警察活動のことです。具体的には、対象の少年に対して注意・助言・警告する、保護者や学校に連絡する、身柄を保護するといった活動全般です。

引用 ベリーベスト法律事務所

なぜ高校生の出歩いていい時間が決まっており、その時間外だと補導されるのでしょうか?

 

前述した通り、高校生が出歩いていい時間は青少年保護育成条例などで決まっています。

これは青少年を守るために決められたルールです。

 

青少年を何から守っているのかわかりますか?

補導とは何かがわかるとなんとなく想像がつくかもしれませんね。

答えは犯罪です。

 

補導の対象となる項目はいくつかありますが、どれも犯罪に繋がる不良行為として補導して指導されます。

 

もしかしたら皆さんはちょっとくらいいいだろうとか、自分は大丈夫!と思うかもしれません。

しかし、悪い大人というのは自分より立場の弱い相手を利用したり、力でねじ伏せたりします

 

青少年が犯罪に巻き込まれないように、犯罪を犯してしまわないように、警察や補導員は補導を行っているのです。

 

深夜徘徊で補導されるとどうなるの?

深夜徘徊で補導されるとどうなるのかという点も気になりますよね。

遊び歩いていたわけではなく、塾やバイトの帰りに警察から声をかけられて住所や学校を聞かれた…というケースもあるかもしれません。

そんなときは、親や学校に連絡が行くの?と不安になってしまいますよね。

 

Yahoo!知恵袋でも深夜徘徊で補導されたときに親や学校に連絡は行くのか?という相談はとても多いです。

高3です。深夜徘徊で補導されたのですが、学校に連絡はいきますか?

 

コンサートの帰り、晩ご飯を食べていなかったので時間も確認せずに友人と飲食店に寄ろうとしま

した。

そうしたら、安易に行動してしまった私達が悪いのですが、警察の方に少年法で23時を回っていたから補導されました。

名前、学校、クラス、親の名前、住所..と色々聞かれました。

その時に、”親に明日電話する”というのは伝えられました。

 

補導の後は、警察の方に「食べに行っても良いけど、早く帰るんだよ」と言われてお別れしました。

しかし、もう補導されたくないのでそのまますぐに帰宅しました。

 

この時、学校に連絡はいきますか?

受験や推薦に影響もありますか?

 

千葉県です。初めて補導されてしまったので、かなり動揺してます。

回答よろしくお願いします( ; ; )

 

引用 Yahoo!知恵袋

高二です。

4日前、警察に深夜徘徊で補導されました。

友達とコンビニに行っていたら声を掛けられ補導されたのですが、

警察は次の日親に電話をすると言ったけれど、4日後の今日かかってきたらしく、しかも学校には連絡はいかないと言っていたのに連絡が行っているらしいです。

 

深夜はいかいの補導で学校に連絡はいくものなんですか?

教えてください!

 

京都です。

 

引用 Yahoo!知恵袋

 

結論として、深夜徘徊で補導された場合、保護者に連絡がいく可能性は高いです。

というのも深夜徘徊は親の保護責任問題になるからです。

 

補導は青少年を縛るために行っているものではなく、守るために行っているもの。

青少年を守るのは警察や補導員だけではありませんよね?

当たり前ですが保護者も子どもを守らなくてはいけません。

だから保護者に「おうちの方でも気を付けてくださいね」「遅い時間に外出させないでくださいね」という意味で連絡がいくのです。

 

学校に連絡がいくかどうかはその時の状況によります。

もしも、警察や補導員に声をかけられた場合は聞かれたことに正直に答えるようにしてください。

ここで嘘をついたり、反抗的な態度をとると親はもちろん学校にも連絡がいく可能性が出てきます

 

聞かれたことを正直に話していれば、塾やバイトの帰り道である場合「気を付けて帰るように」という指導だけで終わることもあります。

 

もうひとつ、補導されると補導歴の記録が残ります

補導歴は一般には公開されないので進学や就職への影響はあまり心配する必要はありません

しかし、気持ち的に後ろめたいことがあると自分をしっかりアピールできないものです。

補導されないに越したことはありませんよね。

心から高校生活を楽しみ、その後の自分に自信をもって過ごすためにも高校生の出歩いていい時間をきちんと把握しておきましょうね。

 

ちなみに補導歴は20歳になるまで保管され、20歳になると破棄されます。

 

高校生が出歩いていい時間以外で外出しているときに深夜徘徊で補導されるのは悪者とみなされているからではありません

補導はみなさんを守るために行われているのだということを忘れないでください。

 

 

高校生のうちは18歳でも深夜徘徊で補導されるの?

2022年4月1日~成人年齢が18歳になりましたね。

青少年保護育成条例でも青少年は主に18歳未満となっています。

ということは、高校生でも18歳になっていれば深夜徘徊で補導されないのでしょうか?

 

18歳になっていても深夜徘徊で補導される

実は補導の対象となる年齢は20歳未満です。

これは警察の少年警察活動規則に基づきます。

この年齢は学生であろうと社会人であろうと関係ありません。

もちろん18歳の高校生も含まれています。

 

青少年保護育成条例では青少年は18歳未満となっているので勘違いしていたという人もいるかもしれませんね。

 

18歳で成人したからといって夜遅くまで遊び歩いていると深夜徘徊で補導されてしまうので注意してくださいね。

 

高校生が補導されるのは深夜徘徊だけじゃない

高校生が補導される理由は深夜徘徊だけではありません。

補導は青少年が犯罪に巻き込まれたり、犯罪を犯したりしてしまわないように行うものです。

つまり、青少年を犯罪から守るために行われています

 

青少年が犯罪に巻き込まれたり、犯罪を犯してしまう場面は深夜徘徊だけではないですよね。

 

補導の対象となる行為は17個あります。

補導の対象となる17の行為

  • 飲酒

お酒を飲んでいる、持っている

  • 喫煙

タバコを吸っている、持っている

  • 薬物乱用

ルールや使用目的を破って薬物を使う

  • 粗暴行為

リンチやいじめなど人に危害を加える

  • 刃物等所持

正当な理由なく自宅や居室以外の場所ですぐに使える状態の人を傷つける可能性のある刃物等を持っている

  • 金品不正要求

かつあげ等相手にとって不本意な金品の貸し付け等を要求する

  • 金品持ち出し

家族の財布や家の金庫から金品を持ち出す

  • 性的いたずら

性的ないたずらをしたり相手に性的な不安を与える

  • 暴走行為

自動車等で危険な運転をする

  • 家出

正当な理由なく自宅から外出し帰宅しない

  • 無断外泊

正当な理由なく保護者に無断で外泊する

  • 深夜徘徊

正当な理由なく深夜目的もなくうろつく

  • 怠学

正当な理由なく学校を休んだり、早退したりする

  • 不健全性的行為

買春や性風俗での接客等不健全な性行為をする

  • 不良交友

犯罪性のある人等と関りを持つ

  • 不健全娯楽

スナックやパチンコ等青少年に好ましくない場所に出入りする

  • その他

上記以外の非行の原因となりうる行為など

 

以上の行為をしてしまった場合は補導の対象になります

犯罪に巻き込まれないためにもこのような行為はしないようにしましょう。

 

 

高校生が出歩いていい時間は?18歳でも深夜徘徊で補導されるの?まとめ

 

今回は高校生が出歩いていい時間についてお伝えしました。

まとめ

  • 高校生が出歩いていいい時間は青少年保護育成条例などで決められている
  • 外出の制限時間は午後11時~午前4時の地域が多い
  • 外出の制限時間は都道府県によって違う
  • 高校生が出歩いていい時間以外に出歩いていると深夜徘徊になる
  • 深夜徘徊は補導の対象となる
  • 深夜徘徊で補導されると保護者に連絡がいくことが多い
  • 深夜徘徊で補導されると場合によっては学校にも連絡が行く
  • 補導の対象は20歳未満
  • 補導の対象となる行為は深夜徘徊を含めて17項目ある

 

高校生が出歩いていい時間は決まっています。

それ以外の時間に出歩いていると深夜徘徊で補導の対象になります。

補導の対象は20歳未満ですから、18歳になっていてもそれは変わりません。

 

高校生になって交友関係や行動範囲が広がるとそのようなルールは少し窮屈に感じてしまうかもしれませんね。

なんだか縛られているような気がして反抗したくなったりもするかもしれません。

 

しかし、このルールは青少年のみなさんを犯罪から守るためにあるものです。

犯罪に巻き込まれてしまったり、犯罪を犯してしまったときに一番困るのは誰なのか考えてみてください。

そして多くの大人は子どものことを守りたいと思っていることも忘れないでくださいね。

 

それでは、ルールを守って安全に高校生活を楽しんでください。

皆さんが楽しく充実した高校生活を送れることを祈っています♪

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