ラ・フランスを選ぶ時、どんなことを基準に選びますか。
形がいびつじゃないもの、においが強くないもの、色に変化がないものなど。選びかたはすごく難しいと思います。
ここでは、ラフランスの選び方を分かりやすく解説します。
Contents
ラ・フランスの選び方のポイント
では早速、実際にラ・フランスをどのように選ぶべきか、詳しく分かりやすい情報をお伝えします。
- 形がいびつでないもの
- においが異臭でないもの
- 熟しすぎてないもの
- 重さがずっしりとしているもの
- へたの部分がカビてないもの
形がいびつでないもの
ラ・フランスといえば、上記写真のように丸い形をした果物です。
選ぶ際のポイントとして1つ目は、形が崩れていないものを選びます。
形が崩れているものであると、中身の果肉が崩れている可能性が高くなります。
形が丸みおびていて綺麗な丸形のものを選びましょう。
においが異臭のしないもの
果物全般でいえることかもしれませんが、異臭を感じたものは中身が腐っている可能性があります。
においをかいだ時になんか違うと感じた場合は避けるようにしてください。
においをかいで、ラ・フランス特殊の香りがした場合は、それを選びましょう。
熟しすぎていないもの
ラ フランスを手に取った時に、少しでもへこむような感じがしたら避けましょう。
色が黄緑色から茶色にだんだんと変化していくのですが、熟しすぎると茶色がもっと濃くなります。
濃いものの場合は、熟しはじめている証拠なので、注意して選ぶようにしてください。
重さがずっしりとしているもの
ラ フランスを選ぶ時には、軽いものではなく、重くずっしりとしたものを選んでください。
軽い場合、中身の水分がへり、スカスカになっている可能性があります。
何個か比べてみて、より重いものが水分を多く含んでいるものです。
へたの部分が白いカビのないもの
ラ フランスの上の部分に白いカビのようなものが見られた場合には、注意しましょう。
白いのは、カビであることが多く腐る原因になることがあります。
すぐ食べる場合には、問題はありません。しかし、少し保存しておきたいと考えているのであれば、ついていないものを選びましょう。
※参考までに
やじるし(→)で示している部分に白いものついていないか確認しましょう。
ラ・フランスの大きさや栄養価はどのくらい
ラ・フランスは、もともと1903年に海外から入ってきたのが始まりです。別名を西洋なしと呼ばれ、日本にある和なしと区別されています。
今では日本でも栽培が盛んですが、もとは海外輸入の果物なのです。
現在、山形、長野を中心に栽培がおこなわれています。
次はラ・フランスの大きさや栄養価をみていきましょう。
ラ・フランスの大きさの基準どのくらい
大きさがどのくらいか分かりやすいようによくある野菜などと比較してみました。
サイズ | 重さ | 比較 |
Mサイズ | 210~260g | 人参1本分 |
Lサイズ | 260~280g | さつまいも1個分 |
2Lサイズ | 280~320g | レタス1個分 |
3Lサイズ | 320~360g | とうもろこし1本分 |
4Lサイズ | 360~420g | 玉ねぎ 2個分 |
5Lサイズ | 420~500g | 長いも 1本分 |
6Lサイズ | 500~560 g | じゃがいも 4個分 |
表にしてみると最大でじゃが芋4個分の大きさがあるのはかなり大きいことが分かりました。
平均で考えても、300gは最低ある大きさです。
これだけ大きいラ・フランスは、フルーツのなかでも、大きいほうに入ります。
ラ・フランスの栄養価について
実はラ・フランスは栄養価も高い果物です。
アスパラギン酸を多く含む
アスパラギン酸とは、体の中のエネルギーを生み出す物質の1つです。
この栄養素が多く含まれている食物は、疲労回復効果が高いとされています。
大きな果物には疲労回復に効果があるようです。
クエン酸を含んでいる
クエン酸とは、むくみなどの代謝を助ける作用のある物資です。
ラ・フランスには、他の果物と同じくらいのクエン酸の量が含まれています。
クエン酸を多く含む果物は、むくみに効果があるほか二日酔いにも効果を発揮します。
食物繊維を多く含む
ラ・フランスは、バナナと同じように食物繊維も含まれます。その量は、いわゆる和なしと呼ばれるなしよりも2倍以上多く含んでいます。
バナナやリンゴに比べてみても倍以上の食物繊維を含むため、便通などに大きな効果をもたらします。
カリウムとポリフェノールを多く含む
カリウムとは、体の水分代謝を助ける物質の1つです。カリウムには、代謝改善効果のほかに血圧を下げる効果もあります。
また、ポリフェノールは、ワインなどに含まれている物質で、血液をサラサラにする作用をもつといわれてます。
この2つの物質を含むラ・フランスは、話題の生活習慣病対策にも効果が期待できる果物です。
ラ・フランスの保存方法と熟す順番
ラ・フランスはどう保存しておくのが一番良いのか、熟する順番についても解説します。
すぐ食べる場合
ラ・フランスを買ってきてすぐ食べる場合は、常温で保存しておいても大丈夫です。
また、冷蔵庫にある野菜室で少し冷やしてから食べることもできます。
常温の場合は、酸化が進みやすくなるので、様子見ながら早めに食べてください。
長期間保存したい場合
ラ・フランスを買ってきてすぐに食べずにデザートなどに使うなどの場合は、【4℃以下】の場所で保存しましょう。
温度がなぜ低いほうがいいのかというと、温度が高くなるほど、熟しやすくなってしまうからです。
保存する場合は、キッチンペーパーなどで包み、袋に入れてから野菜室などに保存して下さい。
長期間保存する場合は、黄緑色のラフランスを選ぶようにしましょう。
熟する順番
ラ・フランスは、買ってきてから熟するには、だいたい2、3日常温保存で酸化つまり熟すことになります。
色の変化としては、黄緑→緑→うす茶色→茶色と変化していきます。
すぐ食べるには、薄茶色ぐらいでも大丈夫ですが、長期保存にはむきません。
黄緑もしくは緑色くらいで購入し、冷蔵庫で保存してから食べるようにして下さい。
色の変化が分かっているとどのくらいで熟するのかが分かりやすいと思います。
ラ・フランスの選び方や保存方法を紹介‼これが分かると選ぶのも簡単 まとめ
- ラ・フランスの選び方のポイントは5点ある
- ラ・フランスは西洋なしで、平均300gある大きめの果物
- 栄養価も高い
- ラ・フランスを長期保存する時は4℃以下で保存すると良い
今回の記事では、ラ・フランスの選び方についてまとめてきました。
実際にスーパーで商品を見てもなかなか違いが分かりにくいのが現状だと思います。重さや形、色味などの違いが分かれば購入しやすいです。
これからの時期が旬なので、この選び方を参考にして食べてみてください。