ミニマリストとは、最小限のもので丁寧な暮らしをする人のこと。ミニマリストのキッチンは、物が少なくきれいに整理整頓されているのが特徴です。
毎日一度は立つ場所だからこそ、すっきりと快適な空間を作りたいものです。
ここでは、ミニマリストのキッチンにするためにするべきことを解説します。
Contents
ミニマリストは少ない食器で暮らす!
白い食器でミニマリストへの第一歩
和洋中どの料理にもマッチする白いシンプルな食器を揃えましょう。
どの料理にも使えるので、料理に合わせて色々な食器を持たなくてもすみます。
形の異なる食器を並べてもスッキリ見えるだけでなく、食器の下に敷くランチョンマットで気分や雰囲気を変える楽しみ方ができます。
普段の料理に合わせて、必要最低限の白い食器が揃ったら、アクセントとなるカラーや柄ものの食器を加えるのが上級テク。
アクセントになる食器にもテーマを決めてテイストを揃えることが、ミニマリストに見えるポイントです。
白い食器だけでゃ味気ない、好きな作家の食器がある、という場合には、テイストやカラーを揃えて統一感のある食卓に仕上がるように揃えましょう。
オールマイティに使える食器がマスト
グラタンにはグラタン皿、カレーにはカレー皿というように、料理に合わせて食器を揃えようと思うと、それだけで食器棚はパンパンになるほどの食器量になってしまいます。
どんな料理でも同じ食器で使えるよう、オールマイティに使える食器を持っておくことはミニマリストにとってマストです。
20cm程度の丸やスクエアプレートは持っておきたい食器の一つ。メイン料理だけを盛るのに重宝します。
また、高さ15cm程度のボウルがあると、サラダや一品料理を盛り付けるのに使えます。
26cm程度のプレートも用意しておけば、カレーや焼きそば、チャーハンなどはもちろん、ワンプレートで盛り付ける際にも便利です。
普段、自分が作る料理にはどんなものが多いのか考えて選定するのが良いでしょう。
使用頻度に応じて収納
ミニマリストのキッチンでは、見えないように全て収納してしまいます。
そのため、食器棚に収まる食器量にすることはもちろん、使いやすい収納にすることも大切です。
収納小物を活用して無駄なスペースを排除
ラックなどを活用するのがおすすめです。何枚も重ねて収納すると取り出す際に不便さを感じてしまうことも。
コの字ラックを活用すれば、ストレスなく使いたい食器を取り出すことができます。
また、ディッシュラックやファイルボックスなどを使って、立てて収納するのもおすすめです。
食器を立てて収納すると、見た目にもスッキリとした印象に仕上がります。
見やすく取り出しやすい収納もミニマリストへの第一歩と思って見直してみませんか。
細かいものはまとめて収納
カトラリーをカトラリーボックスなどで収納しているのと同様に、お弁当グッズやお子様用の食器など、細々としたものはひとまとめにして収納することがポイントです。
ボックスなどに入れて収納しておけば、使いたいときにボックスごと取り出して使いたいものを探すことができます。
また、カラーがバラバラになりやすいアイテムも、ボックスなどで隠して収納しておけば、ごちゃついた印象を防ぐことができます。
食器棚の奥に入り込んでしまうことも防ぐことができるので、余計なものを買ってしまうことも予防することができますね。
ミニマリストが持っている最低限のキッチンツール
炒め物から煮物、汁物までできるフライパン
色々な料理に万能に対応するためには、少し深さのあるフライパンを常備しておくのがおすすめです。
炒め物はもちろん、味噌汁や煮物を作る際にも使えます。
一人用なら22cm程度、ファミリーなら26~28cm程度を目安に揃えるのが良いでしょう。
たくさんのキッチンツールを使わなくてもすむので、洗い物も少なくてすみ、家事の時短にもつながりますよ。
吊して収納もできる片手鍋
メイン料理以外に味噌汁などを作りたいときは、フライパン一つでは足りなくなってしまいます。
そこで、用意しておくと便利なのが片手鍋です。
汁物を作ることはもちろん、お湯を沸かしてコーヒーや紅茶を飲むこともできるので、電気ポットやケトルなどを持たなくてもすみます。
16~18cm程度のサイズのものがあれば十分でしょう。
ミニマリストは基本的に隠す収納ですが、使用頻度の高い片手鍋なら、吊して収納し、使いたいときにサッと取り出せるようにしておくのにも便利です。
調理には必須アイテム包丁
自炊をする方には必要不可欠なのが包丁です。
フルーツ包丁やパン用など色々な包丁がありますが、一般的な三徳包丁があれば事足ります。
乱切りなどの切り方ならキッチンハサミでも対応できますが、みじん切りや薄切りをしようと思ったら包丁がないと不便に感じてしまうので用意しておきましょう。
快適に調理するためにまな板
洗い物を減らすために牛乳パックなどでまな板の代用をするケースもありますが、快適にストレスなく料理をするには少し厚みのあるまな板を持っておくのがおすすめです。
小さいサイズのまな板では、切った食材がこぼれやすいので、ある程度の大きさがあるものを選ぶこともポイントです。
ミニマリストの極意は、少ないもので快適に暮らすこと。ストレスを感じないように自分に合ったまな板を選ぶようにしましょう。
これさえあればOK!調理スプーン
お玉や菜箸の役割も担ってくれるのが調理スプーンです。これさえあれば、お玉や菜箸を揃える必要はありません。
炒める、すくう、混ぜるなどができるので、万能と言えるでしょう。
素材や手になじむ感覚、スプーン部分の大きさや深さなどをチェックして自分に合ったものを選びましょう。
お気に入りのキッチンツールに囲まれていれば、料理を楽しくすることができますよ。
1台で何役もこなすミニマリストのキッチン家電
調理から温めまでこなすオーブンレンジ
高価ではありますが、電子レンジよりもオーブンレンジを持っていると便利です。
オーブンレンジでできるメニューが幅広く揃っているものもあるので、活用すればレシピが広がるだけでなく、洗い物を減らすことにもつながります。
材料を入れてセットするだけで、時間のかかるメニューも簡単に作ることができたりするので、家事の手間を省く便利家電と言えるでしょう。
ファミリーで食事の時間が揃わない場合、温め機能は必要不可欠になります。
そのため、ミニマリストでも断捨離できない家電としてオーブンレンジは挙げられるでしょう。
いつものメニューもパーティー仕様に変えられるホットプレート
家族揃って食卓を囲める際には、ホットプレートを使ったメニューにするのもおすすめです。
いつもと同じメニューでも特別感を演出することができ、楽しい食事時間にできます。
また、来客時の食事にも使えます。ホットプレートに、たこ焼き器や網プレートなどがセットになっているものであれば、たこ焼きや焼肉も作れます。
食事の準備に時間をかけることなく、みんなで調理する工程も楽しめるので、一家に一台は持っておきたい家電です。
1年に数回でも必ず使う家電
必要性を感じる家電は人それぞれことなります。1年のうちに数回であっても必ず使用することが分かっているものは大切に保管しておきましょう。
鍋料理で使用する鍋や子どもに作ってあげるかき氷器などが挙げられます。
たとえ使用頻度が少なくても、手放してしまうとストレスを感じるきっかけになってしまうことがあります。
ライフスタイルや自分の料理メニューなどに合わせて、必要家電を見極めることが大切です。
<ポイント!> ミニマリストになるための家電選定のポイント・あると便利は不要 あったらもっと家事が便利になると思っても、大概は持っている家電でなんとかなるものが多いです。キッチン家電を選定する際は、 「ないと困る」ものを残すべき!「あったら便利」なものは「なくても困らないもの」と認識しましょう。 ・吟味して選んだキッチン家電を お気に入りのキッチン家電を選べば、その分大切に丁寧に使用していきます。長く愛用することもミニマリストにとっては心がけたいところ。 納得のいく我が家に必要不可欠なキッチン家電を大切に使っていきましょう。 |
ミニマリストに近づくためにはキッチンの断捨離を!
ミニマリストのキッチンは、少ないものに囲まれて整理整頓が行き届いたスッキリしていて素敵ですよね。
そんなミニマリストのキッチンに憧れたら、まずは自分のキッチンの断捨離から始めてみましょう。
必要最低限のものだけ手元に残し、なくても困らないものは思い切って処分することがポイントです。
スッキリ見える食器や収納方法もマスターすれば、あっという間に憧れのミニマリストのキッチンを手に入れることができます。