仕事や荷物の受け取りでよく使うシャチハタ。目詰まりしてきれいに押せない!なんてことはありませんか?
ちょっと待ってください!シャチハタは水や熱に弱いんです!
この記事を読めば、印面が傷むことなく、もっと簡単な方法で目詰まりを直せますよ。
よく使うアイテムだからこそ、いつだってきれいに押したいですよね。正しく丁寧なお手入れで、長く使ってあげてください!
Contents
シャチハタの目詰まりにお湯はダメ!熱と水に弱いんです
シャチハタの目詰まりをお湯で落とすと、固まったインクが溶けたり、詰まっていたほこりが流れてくれそうですね。
しかし、目詰まりを直すのにお湯を使うのはよくありません。
なぜなら、シャチハタの印面が傷むからです。
シャチハタの印面はゴム製で、熱に弱い性質があります。ゴムが縮んでしまったり、劣化を早める原因となってしまいます。
シャチハタは水も苦手です。シャチハタは、中にインクが内蔵されていて、水が入ってしまうとインクが漏れたり、使うときに滲んだりしてしまいます。
シャチハタの印面のゴムは、スタンプ台にポンポンと押してインクをつける、いわゆる「スタンプ」とは少し違うんです。
インクを通すために無数の小さな穴が開いていて、特殊な加工がされています。
引用:シヤチハタ社HP
このように、ゴムがスポンジ状になっていてインクを通してくれるから、インクが紙につく仕組みになっているんですね。
ちなみに、シャチハタは正しく使えば1万回も押せるんです!知っていましたか?
インクを補充するとさらに長く使うことができます。
仕事で使う機会の多い方は、もはや相棒とも呼べるのではないでしょうか?
それでは次に、正しいお手入れでより長く使う方法を紹介していきますね!
シャチハタの目詰まりを直す方法はとっても簡単!
シャチハタの目詰まりの原因は何かご存じですか?
領収書や伝票に押すことが多いシャチハタですが、複写式になっている紙には特殊な薬品がついています。
この薬品の粉や紙からで出る粉、ほこりなどの細かいゴミが印面の溝に詰まってしまうことが原因です。
この細かいゴミをきれいに取り除いてあげることで、目詰まりは解消されます。
方法はとても簡単です。用意するものは1つでいいのです!
シャチハタをセロテープに押すだけ!
- 適当な長さのセロテープを用意します。
- シャチハタを粘着面に数回押しましょう。
- 紙に押してみてきれいに文字が出るまで、1と2を繰り返します。
簡単ですよね!
セロテープの粘着面が、細かいゴミを取ってくれるんですね。
用意するものもセロテープ1つでよいので、時間や手間をかけずにすぐできます。
シャチハタを傷つけないように注意して!
この方法で目詰まりを直すときに、1つ注意してほしいことがあります。
それは、ガムテープなどの粘着力の強いテープを使うことです。
確かに、粘着力の強いテープのほうが一気に細かいゴミが取れそうです。
しかし、先ほどお話ししたように、シャチハタの印面のゴムは特殊な加工がされています。
とても繊細なので、ガムテープなどの粘着力が強いものを使うのはやめましょう。
あなたの相棒なのですから、優しく丁寧に扱ってあげてくださいね。
シャチハタの目詰まり予防にやってほしいお手入れ
正しく使えば、1万回も押せるシャチハタ。長く大切に使ってほしいと思います。
そのためには、こまめなお手入れをおすすめしたいです。
シャチハタを使用後は空押ししてインクを落とそう
使用後は、いらない紙に空押しして、余分なインクを落としましょう。
インクが余分についていることで、ほこりや紙の粉や薬品が付きやすくなってしまいます。
文字がはっきりと写らなくなることがあるので、インクが印面の溝に入って固まるのを防ぎましょう。
シャチハタのお手入れアイテムを使おう
目詰まりを予防していつでもきれいに押せるように、お手入れアイテムを使うのもおすすめです。
目詰まりの原因になる細かいゴミがよく取れます。
シャチハタの掃除におすすめ印鑑ブラシ
印面をブラシで擦って細かいゴミを落とします。
尖ったものでゴミを掻き出そうとすると、印面が欠けてしまい、傷つけてしまう恐れがあります。
印鑑ブラシで優しくこすって細かいゴミを落としてあげましょう。
シャチハタの掃除におすすめゴミトール
印鑑ブラシと少し似ていますが、細かいゴミをとるブラシの隣に、清掃用のゴムがついていることが特徴です。
ブラシで印面を擦って細かいゴミが浮き上がったら、清掃用のゴムに優しく押しましょう。
シャチハタを買うときに、このようなお手入れアイテムも一緒に買っておくと、日頃からお手入れがしやすいですね。
シャチハタの目詰まりをお湯で解決?長く使えるお手入れ教えます!まとめ
まとめ
- シャチハタの印面のゴムは水と熱に弱い
- ゴムに熱を加えることで縮んで劣化が早くなる
- シャチハタの中に水が入ってしまうとインク漏れや滲みの原因になる
- 印面のゴムは特殊な加工がされている
- セロテープの粘着力で詰まったゴミが取れる
- 粘着力の強いテープはゴムが傷む原因になる
- 使用後の空押しやお手入れアイテムを使うことで目詰まり予防になる
- 印鑑ブラシやゴミトールは目詰まりしたごみを優しく取ることができる
シャチハタがないと事務仕事が進まない!という方も多いのではないでしょうか。
いろいろな場面で使う機会の多いシャチハタ。今後も長く使うと思います。
次に使うときは、細かいゴミが溜まっていないか、見てみてください。
目詰まりしてから直すのではなく、日頃からお手入れをして不便なく使えるといいですね。