メイクブラシを洗わないで使い続けてると、だんだんメイクノリが悪くなってきますよね。
メイクブラシって肌に直接触れるものなのでメイクの粉や油分が付いているだけではなくて、汗や皮脂汚れなども付着しているんです。
そのまま使いづけてると雑菌が繁殖しやすくなるので「ニキビ」「吹き出物」「赤い盛り上がり」などの肌トラブルに繋がります。
メイクブラシを洗って清潔にすることも、お肌のケアになります。
でも、メイクブラシって何でどのように洗うといいのか分からないですよね。
そこで、メイクブラシの洗剤、洗い方などを調べてみました。
Contents
メイクブラシって洗うの?100均に売っているもので簡単に洗えるの?
メイクブラシを洗う洗剤って高そうなイメージですよね。
100均に売っていたら気兼ねなくマメに洗えるのになぁ・・・
それが100均に売っているんです!
なので100均で売っているもので洗浄可能なのです。
100均に売っているメイクブラシ用の洗剤・道具を紹介していきます。
ダイソー
・メイクブラシ専用洗剤
引用 ダイソー
テクスチャーは水っぽく、泡立ちがよくブラシを傷めつけずに洗えます。
・パフ・スポンジ専用洗剤
引用 ダイソー
テクスチャーはトロッとしていて、泡立ちが良くスポンジの奥に入り込んだ汚れをしっかり洗ってくれます。
・化粧ブラシクリーナー「MY DRAME」
引用 サイゾーウーマン
洗浄プレートになっていて、プレートの上にクリーナーや洗剤を垂らして、泡立てるようにブラシを洗います。
プレートはユニーコーン型とハート型の2種類あります。
・メイクブラシクリーナー
引用 ダイソー
プラスチック容器でできていて容器のふたの部分がブラシホルダ―になり、洗った後の乾燥に使えて便利です。
セリア
・ドライタイプのクリーナー「ドライブラシクリーナー」
引用 Lips
スポンジの上にメイクブラシを当てて、優しくくるくると回すと汚れが取れます。
スポンジは汚れたら洗って繰り返し使えます。
ミニサイズの替え用スポンジのセット販売もあります。
・メイクブラシクリーナー
引用 Lips
プラスチック容器でできていて容器のふたの部分がブラシホルダ―になり、洗った後の乾燥に使えて便利です。
・メイクブラシクリーナー
引用 Lips
シリコン製で、指2本が入るようになっていて持ちやすいです。
表面に洗浄剤を付けてブラシを洗います。
表面の穴にブラシを立てて乾燥もできます。
キャンドゥー
ドライメイクブラシクリーニングスポンジ
引用 Mart
セリアのドライブラシクリーナーと使い方は一緒です。
洗剤の種類
・液体タイプのクリーナー
スプレータイプや2WAYタイプがあります。
少量で泡立ちがよく、洗浄効果も高いためコスパがよく扱いやすいです。
ただし、ブラシを長く浸していると毛が悼む原因になるので注意が必要です。
・泡タイプのクリーナー
洗浄剤がフォーム状になって出てきます。
泡立てなくてよいので時短できます。
ただし、天然毛のブラシに使うと、毛を傷める原因になるので注意が必要です。
・シートタイプのクリーナー
シートタイプはウエットティッシュのようなシート状に、洗浄剤がしみ込ませてあるクリーナーです。
毛先の汚れをふき取るので、カラーチェンジするときにおすすめです。
もちろん、携帯用や旅行用にもおすすめです。
・ドライタイプのクリーナー
ドライタイプは乾いたスポンジに表面でブラシの汚れを擦り取る仕組みになっています。
作りはシンプルですが、メイクブラシを使った後や、カラーチェンジのときにおすすめです。
簡易的なお手入れのは向いていますが、毛束の中の汚れまでは取れにくいのがデメリットになります。
・電動タイプのクリーナー
電池式で電動歯ブラシのような仕組みになっています。
アダプターにブラシを取り付けて回転させることで遠心力を利用してわずかな時間で洗浄・すすぎ・乾燥ができるクリーナーです。
ブラシは何でどう洗う?
ブラシを洗うのに必要洗剤・道具などは100均に売っていることがわかりましたよね。
では実際にどのように洗えばいいのか見ていきましょう。
普段のサッとした手入れには
「ドライスポンジクリーナー」がおすすめです。
①スポンジの上にメイクブラシを当てる
②優しくクルクルするだけで汚れが落ちる
カラーチェンジ、ブラシを使い終わったらお手入れするのにもってこいです。
しっかりしたお手入れには
丸洗いをしましょう。
①メイクブラシ専用洗剤とパフ・スポンジ用洗剤を使う。
②ブラシを下向きで濡らします。
注意点
上向きで濡らしてうと、水がブラシの中に入り、毛束ごと抜けたり、劣化を早める原因になります
③プレート型のブラシクリーナーに洗剤を適量垂らし泡立てる。
OR
容器型のブラシクリーナーは容器に水を入れて洗剤を溶かします。
④プレート型のブラシクリーナーは毛並みを乱さないように洗う。
OR
容器型のブラシクリーナーは円を書くようゴシゴシ洗います。
注意点 ・色が出なくなるまで洗剤や水を足す ・強い力でゴシゴシしすぎるとブラシを傷める原因になります。
⑤汚れが取れたな、と思ったら水で泡をキレイに洗い流す。
⑥タオルで毛並みを整えるように撫でながら拭いて水気を取る。
⑦洗った後は、タオルで横に寝かせるかブラシクリーナーの穴で乾かします。
スポンジ(パフ)の洗い方
①パフ・スポンジ専用剤を使う
②スポンジを水で濡らし、洗剤を数滴たらして揉みこみます。
③指の腹でもみ洗いしたり、スポンジ(パフ)同士を擦り合わせます。
④色が出てこなくなったら水で洗い流す。
ポイント
スポンジ(パフ)の場合は結構豪快に絞ってもOK!
⑤タオルで水分をふき取り日陰で乾かす。
中性洗剤で洗うことはできる?
中性洗剤でも洗うことはできるみたいです!
やり方は
メイクブラシ↓
①ぬるま湯に中性洗剤を数滴入れて薄く溶かす。
割合はぬるま湯(200):中性洗剤(1)
②ブラシの根元から筆先の部分を、中性洗剤を薄く溶かしたぬるま湯に浸けて軽く振り洗いする。
注意点 金属部分まで浸けないように注意
③ぬるま湯に汚れが浮かび、濁ってきたら、キレイなぬるま湯に変えます。
④洗剤の泡が立たなくなるまで十分にすすぐ。
メイクブラシクリーナーと同じく簡単ですね。
手元にメイクブラシクリーナーがない場合にぜひ試してみてくださいね。
ちなみに 中性洗剤でも洗ってキレイなりますが、専用のクリーナには汚れが落ちやすく、乾きやすい成分の製品も多いので、メイクブラシのお手入れには専用クリーナーがおすすめです。
スポンジ(パフ)↓
①ぬるま湯に中性洗剤を数滴入れて薄く溶かす。
割合はぬるま湯(200):中性洗剤(1)
ポイント
・汚れがひどい場合はぬるま湯の割合を減らして中性洗剤の濃度を濃くする。
OR
・汚れがひどい部分に直接中性洗剤を置く
②スポンジをぬるま湯の中で、指の腹でもみ洗いしたり、擦り合わせたりします。
③ぬるま湯に汚れが浮かび、濁ってきたら、キレイなぬるま湯に変えます。
④汚れや泡が取れたら流水でスポンジをすすぐ。
スポンジを洗うのも専用洗剤と変わりなく簡単にできますね。
ブラシを洗う頻度・タイミングは?
メイクブラシっていつ洗ったらいいのかよく分からないですよね。
見た感じキレイに見えるし・・・
私もよくほったらかしにしています。
なかなか洗わずほったらかしにしていると雑菌だらけのブラシになってしまい肌トラブルの原因にもなります。
清潔を保つためにもブラシを洗う頻度・タイミングを調べました。
ブラシを洗わないとどうなる?
メイク仕上がりが悪い
メイクブラシはメイクの度に粉がどんどんたまっていき、粉含みが悪くなっていきます。
またブラシに変な型がついてしまい、肌になじまなくなります。
メイクが思ったようにならず、仕上がりが悪くなります。
メイクブラシの劣化が早い
洗わずに使い続けていると、メイクブラシの筆先が型崩れしたり、毛が抜けやすくなります。
また皮脂や汗で汚れたメイクブラシで化粧品を取ると、表面にブツブツの塊やスジができやすくなります。
雑菌が繁殖する
メイクブラシってあまり汚れていないように見えて実は雑菌が繁殖しやすい状態なんです。
肌に当てることで皮脂や汗が付着し、それをエサに雑菌が繁殖します。
そのまま放置していると雑菌が増え続け、肌トラブルの原因になってしまいます。
ひぇー・・・ブラシを洗わないっていいことがひとつもないですね。
ではどのタイミングで、どれぐらいの頻度でブラシを洗ったらいいんでしょう。
ブラシを洗うタイミングと頻度
ブラシを毎日洗剤を使って洗うと清潔を保てそうな気がするのですが実はブラシを傷めてしまう原因になってしまいます。
普段はティッシュで軽くふき取るなどしておいて、1か月に1回を目安に洗うのがいいそうです。
ただし、メイクブラシの使用回数で洗うタイミングが変わってきます。
「粉含みが悪くなった」「メイクの仕上がりが悪くなった」と感じたら洗うようにしましょう。
ティッシュで軽くふき取る方法
①ティッシュを広げ、メイクブラシで数回なでる
②根元から穂先に向かってブラシの表面をティッシュでふき取る
これならメイクが終わったあとにサッとできそうですね。
よりブラシを長持ちさせるために、週1回くし入れをするとよいそうです。
くし入れのやり方
①ティッシュでふき取ったあとに筆先から優しくくしを入れる。
②筆先の汚れがある程度落ちたら根元から全体にかけて優しくとかす
ポイント くしは頭用の目の細かすぎないもので大丈夫!
ブラシの毛が抜けたり切れたりする原因になるので、いきなり根元から通したり、無理な力をかけないようにしましょう。
メイクブラシの種類別の洗う頻度
メイクブラシの洗う頻度は月1回程度と言われても、使う化粧品によって粉っぽかったり、油分があったりしますよね。
メイクブラシの使用場所によって洗う頻度が変わるのでは?と疑問に思ったにで調べてみました。
ファンデーションブラシ
ファンデーション、コンシーラー、ハイライターなどのリキッド状やクリーム状の化粧品に使うブラシは雑菌が繁殖しやすく、ブラシの使用感も悪くなっていきます。
できるかぎり毎日洗うのがおすすめです。
毎日はめんどうだなーと思う方は2~3日に1回は洗うようにしてくださいね。
パウダーブラシ
パウダー系の化粧品はリキッド系の化粧品に比べて雑菌の繁殖は遅いみたいです。
パウダー系のブラシは毎回使用後にティッシュの上でブラシを優しく滑らせて、表面の汚れを取ることをおすすめします。
ブラシは月1回に洗うのがよいです。
ブラシの汚れが目立つ、使用感が悪いと感じたらそのときが洗うタイミングだそうです。
スポンジ(パフ)
ファンデーションやお粉に使うことが多く肌に触れる面積が多いため雑菌が繁殖しやすいです。
毎日~1週間に1回がおすすめです。
ブラシを洗ったあとはどうすればよい?
せっかく洗ったブラシでもボトボトのまま放置していると、乾くのに時間がかかります。
また雑菌が繁殖する原因にもなります。
ブラシに最適な乾かし方はあるのでしょうか。
①タオルドライ
ボトボトのままだと乾くのに時間がかかったり雑菌の繁殖の原因になるのでタオルで優しくふき取ってあげます。
ふき取ったあとはブラシの形を筆先が散らばらないように整えてあげてくださいね。
②ブラシの乾かす場所は陰干しがよい
ブラシは直射日光に弱いので陰干しが絶対いいです。
③タオルの上かブラシホルダーで乾かす
タオルで寝かせて乾かしてあげるか先ほど紹介した100均のブラシホルダーで乾かしてあげてください。
メイクブラシを洗うときに注意しておくポイント
つけ置き洗いはダメ!
メイクブラシの留め具の部分を水が入ると、毛をまとめている接着剤が溶けて壊れやすくなります。
洗うときは、つけ置き洗いせずに、ブラシ部分だけ洗いましょう。
熱湯はダメ!
メイクブラシは熱に弱いので、熱湯で洗うと傷んでしまいます。
逆に冷たい水だと油分も落としにくくなります。
最適な温度は「人肌ぐらいのぬるま湯」です。
直射日光・ドライヤーはダメ!
メイクブラシを洗った後はしっかり乾燥させる必要があります。
しかし直射日光に当てたり、ドライヤーを使ったりするのはブラシの毛が傷む原因になるのでNGです。
乾かすときは、風通しのよい日陰で、筆先を下にして乾かしてください。
ブラシは買い替えるタイミングってあるの?
ブラシっていつ買い替えたらよいか分からないですよね。
洗って清潔にしていても買い替えのタイミングはやってくるのです。
ブラシを買い替えるタイミングは
・毛先が広がっている
・毛束が抜けた
・肌に当てるとチクチクする
・3~5年を目安に買い替える
だそうです。
買い替えの参考にしてくださいね。
メイクブラシって洗うの?100均でも簡単に洗えるって本当?のまとめ
メイクブラシを洗わないということは雑菌を繁殖させ、肌トラブルの原因になることが分かりました。
私は結構ズボラでほったらかしにしがちなのですが、これからはマメに洗って清潔なメイクブラシでメイクを楽しみたいと思います。
・メイクブラシクリーナー・メイクブラシ用洗剤は100均に売っている。
・100均のメイクブラシクリーナはふたをひっくり返せば乾かす台にもなる。
・100均のメイクブラシクリーナーを使わなくても家にある中性洗剤でも洗うことができる
・普段のお手入れには「ドライタイプ」を使う
・しっかりとしたお手入れには「ブラシクリーナー用洗剤」を使う
・ファンデーションに使ってるブラシはほぼ毎日洗うほうがよい。
・パウダーに使っているブラシは月1回程度でよいが、使用後はティッシュで優しくふき取る。
・ブラシを洗った後は、水分をふき取り、陰干しする。
・ブラシを買い替えるタイミングは毛先が広がってきた、毛束が抜けた、肌に当てるとチクチクする、などのサインがでる。
でした!
ブラシを洗うときや、買い替えのときの参考にしてくださいね。