好きな食べ物ランキングの上位に必ず入ってくるほど人気なハンバーグ!!
子供から大人まで大好きなので家で作る方も多いと思います。
しかし、自分で作ると外側はしっかり焼けているのに中は火が通ってないなんてことよくありませんか?
私もよくハンバーグの中までしっかり火が通らず悩んでいましたが、ある方法を知りそんな悩みから解放されました。
それは「弱火からじっくり焼く」ことなんです。
簡単そうなことに思えますが、きちんと出来ていない人が多いのです。
これができないと生焼けになり、自分や家族が食べたときにお腹を壊したりしてしまいます。
しかし、逆にできるとしっかり火の通った理想のハンバーグを作ることができるのです!
これから詳しく話していきますので、よかったら読んでみてくださいね。
ハンバーグの火の通りには火加減がとっても大事!!
ハンバーグを上手に焼くには火加減が大事なのですが、さっきお話した「弱火からじっくり焼く」とはどういうことなのか。
それは、弱火からじっくりと焼くことでハンバーグにしっかり火を通すことができるということです。
そうすることで、外側は焦げてしまってるのに中はまだ火が通ってないなんてことがなくなるかと思います。
でも強火で焼いて外側はこんがりと焼きたくなってしまいますよね。それによく外側を先に焼いて肉汁を閉じ込めるやり方が紹介されているように思います。
その焼き方は全然間違いではないのですが、強火で焼くとフライパンの熱伝導率は高いのであっという間に外が焦げてしまいます。
なので、じっくり焼くことで肉汁がなくなるわけではないので、今まで強火で焼いていた方は弱火からじっくり焼くというやり方をやってみてください。
色んな焼き方をやってみて自分が一番やりやすい、また美味しい焼き方を追求してみるのもいいかもしれません。
でもハンバーグの火の通りってやっぱり目で見て確かめないと心配ですよね。
またお店やテレビなどで中が赤いレアな状態のハンバーグを目にすることがあると思います。
お店の場合は牛肉100%のところが多く牛肉は生で食べても問題ないとは言われていますが、たとえ牛肉であっても生肉は危険です!!
レアと生焼けはまったく違い、生焼けは文字通り加熱が不十分な状態ですが、レアは細菌が死滅するくらいの低温で時間をかけて調理してあるものなので安心して食べられます。
レアが好きな方もいますが、火の通りが心配なハンバーグは食べないことが一番です。
生焼けのお肉を食べてしまうと食中毒になる可能性があり腹痛や下痢などを引き起こします。
生肉には菌がたくさんありますのでちょっと生だけどいいや、と思って食べたりせずにしっかりと火を通してから食べましょう。
特に妊娠中の方は免疫力が低下し食中毒になりやすく、食中毒の症状によりお腹の中の赤ちゃんに悪影響を与える場合がありますので十分気をつけてください。
ハンバーグの火の通りは肉汁の色で分かる!!
どんなにしっかりしたハンバーグの焼き方を教えてもらったとしても、火の通りは自分の目で確かめないと分かりません。
本当は半分に割って中を確認したいところですが、肉汁は出ちゃうし、自分だけで食べるならまだいいですが、家族や恋人に作る場合はやはり割らずに出したいですよね。
家庭で作る時には焼いてる途中でお箸などを刺し、出てくる肉汁の色で火の通りを確認しましょう。
●肉汁の色が赤い場合 | 中が生焼けの状態です |
●肉汁の色が灰色・白の場合 | 中は焼けているので食べても問題ないですが、気になる方はキッチンペーパーなどで拭きとってください |
●肉汁の色が透明な場合 | しっかりと火が通っています |
お箸などを刺すと肉汁が出てしまい、なくなっちゃうかもと心配する方もいるかもしれませんが、多少肉汁が出てもふっくらジューシーなハンバーグが出来上がりますので大丈夫です!!
しかし、ハンバーグをしっかり焼いたにも関わらず中が少し赤い時ってありませんか?
まだ焼きが足りなかったかな…火が通ってないから食べれないかな…と不安になる方もいると思います。
ですがそれは、お肉のミオグロビンと玉ねぎなどに含まれる亜硝酸塩が反応し、しっかりと焼いても中が少し赤いという現象が起こっているのです。
ですので、肉汁が透明なのに割ってみると中が少し赤いとしても火は通っていますので食べても問題はありません。
でも、私達が見て生焼けなのか、上記の現象により赤いのかなんて分からないのでやはり、肉汁の色を見ての判断がいいかもしれませんね。
それでも赤いのは不安という方はレンジでチンしたり煮込みハンバーグにするなど確実に火が通る方法で調理するのがいいと思います。
そもそもなぜハンバーグの火の通りが上手くできずに生焼けになってしまうのか。
ハンバーグの火の通り方とともに見てみましょう。
ハンバーグの火の通り方と生焼けの原因とは
ハンバーグを焼く時に焦がさず中までしっかりと火を通すには火の通り方を知ることが必要かもしれません。
みなさんご存じかと思いますが、フライパンでハンバーグを焼いたときに外側から中へと焼けていくと思います。
それがハンバーグの火の通り方になります。
しかし、中心部は火が通りにくく、ハンバーグを作る時に真ん中を窪ませるのは火を通りやすくするためです。
なので、たくさん食べたいからと分厚いハンバーグを作ってしまうと生焼けになってしまう原因にもなりますので、
厚みは2センチを目安に作っていきましょう。
分厚くすればするほど、焼くまでに時間がかかるので外側が焦げても中はまだ赤いということになってしまいます。
さらに先ほどもお話ししましたが、初めから強火で焼いてしまうと中まで火が通る前に外側が焦げてしまうので
生焼けになってしまいます。
他にもハンバーグを作る際にしっかりと空気抜きをすることも大事です。
空気を抜くことにより、空洞がなくなり火の通りにムラができずに均等に火が通ります。
ここまでハンバーグの火の通りを解決する焼き方や、火の通りを確認する方法などをお話してきましたが、
それでもハンバーグが生焼けになってしまった!!という方。
そんな方に最後の手段!!
「レンジでチンすれば生焼けなんて怖くない」をお届けします。
どんなに気をつけていても火の通り不足で生焼けになることだってあります。
そんな方にレンジでのしっかり火を通すやり方や理想のハンバーグのレシピなどもご紹介します!
ハンバーグの火の通りが足りなかったらレンジの出番!!
ハンバーグをしっかり焼いて、いざ食べようと思ったら中が赤かった!!
誰しも経験することなのですが、そんな時にはハンバーグをレンジでチンしてしまいましょう。
そうすると確実に火が通るので安心して食べることができますよ。
やり方はハンバーグを耐熱皿に入れてふんわりとラップをし、30秒ずつくらい様子を見ながらレンジでチンです。
ラップをせずにチンすると水分が飛んでしまい、せっかくの美味しいハンバーグがパサパサになってしまうので、ラップは忘れずにしましょう!!
これでもしハンバーグの火の通りが足りなくて中が生焼けになったとしても安心して美味しく食べることができると思います。
また、私が色々試して出会った理想のハンバーグのレシピもご紹介しますので、よかったら是非試しに作ってみてください。
材料
- 合いびき肉 300g
- 玉ねぎ 1/2玉
- バター 10g
- 卵 1個
- 塩 少々
- こしょう 少々
- お麩 6個程
- 牛乳 大さじ2
- ナツメグパウダー 少々(あれば)
- ウスターソース 大さじ2
- ケチャップ 大さじ2
- 水 50ccくらい
作り方
- お麩をビニール袋に入れ、粉々になるまで手で潰しお皿に入れ牛乳に浸しておく。
- 玉ねぎをみじん切りにし、バターであめ色になるまで炒め、お皿に入れ粗熱を取る。
- 合いびき肉と塩をボールに入れ、粘りが出るまで混ぜる。
- 3のボールに1.2と卵、ナツメグパウダー、こしょうを入れ混ぜ合わせる。
- 二等分にして一つずつ丸め、左右の手で30回ほどキャッチボールをしてしっかりと空気を抜く。表面がなめらかになったら楕円形にして形を整える。
- 火をつける前のフライパンに成形したハンバーグを並べる。
- 弱火で火をつけ焼いていき、7~8分たったらひっくり返す。
- ひっくり返したら6分ほど焼き、水を入れて中火にしそのまま水が蒸発するまで蓋をせずに焼く。
- 水がほとんどなくなったら完成。
- 最後にフライパンに残った肉汁にウスターソース、ケチャップを加え味を整えればソースの完成です。
このレシピでハンバーグを作ると中までしっかりと火の通ったふっくらジューシーなハンバーグができます。
また水は白ワインでも大丈夫なので自分なりに色々アレンジしたりして挑戦してみてください。
次に簡単にレンジだけでできちゃうハンバーグの作り方もご紹介します。
引用 クックパッド
材料
- 豚ひき肉 100g
- 玉ねぎ 1/4個
- マヨネーズ 大さじ1
- パン粉 大さじ2
- 塩、こしょう、ナツメグ 各少々
★ソース
- ケチャップ 大さじ1/2
- ウスターソース 大さじ1/2
- 顆粒コンソメ 少々
作り方
- 玉ねぎをなるべく細かくみじん切りにする。
- 耐熱ボウルにひき肉、刻んだ玉ねぎ、パン粉、マヨネーズ、塩、こしょう、ナツメグを入れお肉が白っぽくなるまでこねる。
- 3等分にして小判型に丸める。
- ★の調味料を回しかけラップをし、600wのレンジで2分加熱。
- ハンバーグの上下を返して再びラップをし、600wのレンジで1分加熱したらできあがり。
玉ねぎは生のまま加えるのでシャキシャキした食感が残るので、気になる方は先に一度みじん切りした玉ねぎをレンジで加熱し、冷めてから加えてください。
最初からレンジで作ってしまえば料理の後のフライパンの片付けなどの手間もなくなり、しっかりハンバーグに火も通っているのでおススメです。
そして火を使わないので小さなお子さんと一緒に作ることもできそうですね。
他にもハンバーグには様々な種類がありますし、お店によっても全然味や作り方が変わってきます。
自分好みの味や作り方を追求し、自分で楽しんだり家族や恋人に作ってあげたりしてみてほしいと思います。
ハンバーグの火の通りについてのまとめ
- ハンバーグに火を通すには弱火からじっくり焼くのがいい
- ハンバーグに火が通っているか確認するには肉汁の色を見て判断する
- ハンバーグは外側から中心に火が通り、これが生焼けの原因に関係する
- ハンバーグの火の通りが足らない時はレンジで加熱すれば安心して食べられる
いかがだったでしょうか。
ハンバーグの火の通りは誰もが一度は失敗してきた経験をもっていることだと思います。
ハンバーグは人気の高い料理なので上手に作って美味しく食べたいですよね。
私も何度も失敗をして今のレシピに出会ったのでみなさんも自分なりの理想のハンバーグを作ってみてはいかがでしょうか。
もし生焼けになってもレンジで加熱したり煮込みハンバーグにしたりと解決法はたくさんありますので、たくさんチャレンジしてみてください
その際に少しでも私の話が参考になればいいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。