1歳に牛乳を何で飲ませるの?飲ませ方を徹底解説!飲みすぎは注意!

暮らしの知恵

「骨が強くなるように牛乳を飲みましょう」

皆さんも子どものころからそう育てられたことでしょう。

牛乳にはたしかに、子どもの成長に欠かせない栄養素「カルシウム」が豊富に含まれています。

しかし気をつけるべき点もあります。

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  • 牛乳を飲ませるのは1歳を過ぎてから!
  • 牛乳の飲みすぎには注意が必要!

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この記事では、1歳から牛乳を何で飲ませるのか、正しい飲ませ方や、飲みすぎてはいけない理由についても解説しています。

正しく牛乳を摂って、健康な体づくりをしましょう!

牛乳が苦手な子のために、カルシウムが摂れる他の食材も紹介していますので是非最後までご覧くださいね。

 

 

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1歳を過ぎると牛乳を何で飲ませるの?

1歳を過ぎると牛乳を何で飲ませるのでしょうか。

それは、牛乳が子どもたちの重要なカルシウム源だからです。

カルシウムは成長期の子どもの体づくりに欠かせない栄養素ですが、1日の必要量を満たすのがなかなか難しく不足しがちです。

カルシウムは様々な食材に含まれていますが、牛乳は効率よくカルシウムが吸収されます。

給食で牛乳がでていたのは子どもたちの健康づくりに大いに貢献していたのですね。

1歳を過ぎたら毎日の牛乳習慣で、カルシウムを毎日続けて摂れるよう心がけましょう!

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カルシウムは歯や骨を強くします。

筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります。

子どもが心身ともに健康に育つために不可欠な栄養素です。

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子どもに牛乳を飲ませるのは1歳を過ぎてからにしましょう。

赤ちゃんは内臓の発達がまだ十分なので、タンパク質やミネラルが多い牛乳は体に負担がかかるためです。

牛乳アレルギーの可能性や鉄分不足の予防という点から見ても、はじめて牛乳を与えるのは1歳を過ぎてからが望ましいとされています。

一般的に、1歳頃は離乳食がすすんできて、さまざまな食品から体をつくるための栄養を摂れるようになる時期です。

食べ物から摂取した栄養を処理するための消化吸収の機能も成長してきます。

牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から、1歳を過ぎてからが望ましい。

引用:厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド

飲み物としての牛乳は1歳を過ぎてからですが、離乳食の材料としてなら乳中期(生後7~8ヶ月)から与えられます。

メモ

生後7~8か月頃から、牛乳と同じ乳製品や少量の牛乳で慣らしていきましょう。

  • ヨーグルトや塩分や脂肪の少ない赤ちゃん用のチーズなどを取り入れる
  • 加熱した牛乳をパンがゆなどの調理用として使う

牛乳はアレルギーをおこす可能性があるため、赤ちゃんのときはアレルギー症状が出ないか慎重に見ながら少しずつ与えていきます。

ヨーグルトが問題なく食べられていれば牛乳も大丈夫なことが多いです。

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ヨーグルトは牛乳を発酵させた食品で、牛乳と同じアレルゲンを持ちます。

そのため、ヨーグルトでアレルギーがでなければ牛乳もはじめてみましょう。

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1歳児に飲ませる牛乳のおすすめの種類は?

引用:パルシステム公式ホームページ

1歳児に飲ませる牛乳は「成分無調整牛乳」(ふつうの牛乳)を選びましょう。加工されていない無添加のものです。

牛乳パックの裏面を確認し、種類別名称は牛乳、原材料名は生乳100%と記載してあるものがおすすめです。

牛乳には7つの種類があります。

牛乳 原料が生乳100%で、加熱殺菌したもの
成分調整牛乳 生乳から乳脂肪分や水分、ミネラルなど一部の成分をを除去して成分濃度を調整したもの
低脂肪牛乳 乳脂肪分の一部を除いて、0.5%以上1.5%以下の間に調整したもの
無脂肪牛乳 低脂肪牛乳からさらに乳脂肪分を除き、乳脂肪分を0.5%未満まで減らしたもの
加工乳 生乳由来の乳製品(バター、脱脂粉乳など)を生乳に加えたもの
乳飲料 生乳や乳成分を主原料に乳製品以外のものも加えたもの

牛乳パックの裏面に「牛乳」と表示されているものは、生乳100%でつくられ、余計な成分は入っていない無調整のものを指します。

成分調整牛乳は生乳から水分やミネラルなど一部の成分を取り除き、味わいなどを調整した牛乳です。

低脂肪牛乳や無脂肪牛乳は、牛乳から乳脂肪分を除いただけの牛乳です。

加工乳では脱脂粉乳が加えられていたり、乳飲料は果汁や甘みなどが加えられているので注意しましょう。

 

 

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1歳児への正しい牛乳の飲ませ方

1歳児に牛乳を飲ませるときは、時間、温度、量に気をつけましょう。

正しい牛乳の飲ませ方を説明します。

 

1歳児の牛乳の飲ませ方①時間

はじめて牛乳を飲むときは、万が一アレルギー症状が出たときにすぐ受診できるよう、平日の午前中にあげるのがよいでしょう。

下痢など体調を崩していないことを確認し、元気なときにあげるようにしましょう。

 

1歳児の牛乳の飲ませ方②温度

1歳児に飲ませる牛乳は人肌程度のぬるめに温めましょう。

冷たい牛乳はお腹に刺激を与え、お腹を壊す可能性があります。

温かい牛乳なら胃の中も温めることで消化酵素の働きを助けます。

私の息子も牛乳が大好きでしたが、冷たいまま飲むとお腹が緩くなりました。

夏でも冬でも冷たいままではなく、電子レンジ600Wで20〜30秒ほど温めてから飲ませていましたよ。

 

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牛乳アレルギーの原因物質であるカゼインというタンパク質は、加熱してもアレルギーを起こす力はほとんど弱まりません。

牛乳を温めてもアレルギー予防にはならないため注意しましょう。

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1歳児の牛乳の飲ませ方③量

1歳児の牛乳の量については、子どもの様子を見ながら少ない量からはじめます。

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  • 乳製品が初めてなら1さじ程度から
  • すでに調理に使っていて問題がない場合は【50】cc程度から

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お腹がゆるくなるなど体調に変化がなければ徐々に量を増やします。

1歳児の1日あたりの牛乳の目安量は【300〜400ml】です。

食後やおやつのときなどに【1回100ml】程度、子ども用のコップ【1〜2杯】を目安に飲ませます。

 

1歳児の牛乳の飲ませ方④飲ませる方法

1歳を過ぎてからは牛乳はコップで飲ませましょう。

そろそろ哺乳瓶は卒業です。

ストローを使うと子どもが牛乳を一気に飲んでしまいお腹をこわしてしまうことがあるので注意しましょう。

 

 

こんな症状がでたら牛乳アレルギーかも

牛乳を飲んだあと以下のような症状がでた場合は牛乳アレルギーかもしれません。

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  • 顔や体にかゆみや赤みが出る
  • のどがイガイガしたりかゆくなる
  • 呼吸が苦しくなる
  • 腹痛や吐き気、下痢など

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食べ物によってひきおこされるアレルギーの中で、牛乳アレルギーは卵アレルギーに次いで【2】番目に多い疾患です。

牛乳アレルギーはすぐに症状があらわれるのが特徴です。

ほとんどは【30】分以内、長くても【2】時間以内に口の周りから顔、首、体へ、じんましんのように赤く盛り上がった発疹が広がります。

症状が強い場合は吐いたり咳込んだりすることもあります。

[st-mybox title=”牛乳アレルギーかな?と思ったら” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

牛乳アレルギーが疑われる症状が出た場合は、

牛乳を飲むのをやめ、早めに小児科を受診しましょう。

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病院では、問診やアレルギー検査により牛乳アレルギーかどうか診断します。

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嘔吐や下痢、腹痛などの胃腸の症状は、アレルギーではない可能性もあります。

乳糖不耐症(牛乳を分解する酵素の働きが弱い)の場合や、食中毒が原因になることもあります。

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1歳児に牛乳を飲ませすぎるのはよくない?

1歳児に牛乳を飲ませすぎると鉄不足による貧血(鉄欠乏性貧血)になります。

牛乳にはカルシウムとリンがたくさん含まれています。

カルシウムとリンは体の成長に必要な成分ですが、鉄の吸収を邪魔する働きがあります。

また、牛乳にはそもそも鉄があまり含まれていないので、

牛乳を飲ませすぎて他の離乳食が食べられないと鉄が摂れなくなってしまいます。

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子どもに牛乳を飲ませるのは1歳を過ぎてから。

1日あたりの牛乳の目安量【300〜400ml】を守って飲ませましょう。

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牛乳を飲まない場合の代用品は?

牛乳が苦手な子の場合はカルシウム不足に注意が必要です。

牛乳を飲まない場合に代わりになる、カルシウムが豊富な食材をご紹介します。

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  • ヨーグルト、チーズなどの乳製品
  • しらすや煮干しなどの小魚、ししゃも、桜えび
  • 小松菜、水菜などの青菜類、切り干し大根
  • 豆腐、納豆など大豆製品
  • ひじき、わかめなど海藻類
  • ごま

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上記のような食材を食事や間食に取り入れて、意識してカルシウムを摂りましょう。

また、牛乳をコーンポタージュやかぼちゃスープ、グラタンなどの料理に混ぜると食べられるかもしれません。

牛乳はタンパク質源でもあります。

タンパク質は体を作るために必要な栄養素で、カルシウムと同じように子供の成長に欠かせません。

タンパク質が摂れる食材は以下の通りです。

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  • 赤身の肉・魚
  • 豆腐、納豆など大豆製品

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1歳に牛乳を何で飲ませるの?飲ませ方を徹底解説!飲みすぎは注意!のまとめ

この記事では、1歳を過ぎると牛乳を何で飲ませるのかを解説しました。

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  • 牛乳は1歳を過ぎてから飲ませること。
  • 飲ませすぎには注意。貧血になる可能性もあります。
  • 1日あたりの牛乳の目安量【300〜400ml】を守って飲ませましょう。

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1歳児に飲ませる牛乳は「成分無調整牛乳」(ふつうの牛乳)を選びましょう。

種類別名称は牛乳、原材料名は生乳100%と記載してあるものがおすすめです。

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1歳児への正しい牛乳の飲ませ方

  • 時間:平日の午前中
  • 温度:人肌程度のぬるめに温める
  • 量:乳製品が初めてなら1さじ程度から、すでに調理に使っていて問題がない場合は【50】cc程度から
  • 飲ませ方:ストローではなくコップがおすすめ

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牛乳はタンパク質とカルシウムをたっぷり含む食品です。

タンパク質は筋肉や皮膚、血液などをつくる栄養素です。

カルシウムは骨や歯などをつくる栄養素で、どちらも子どもの成長期には欠かせません。

選ぶ牛乳の種類や飲ませ方に気をつけて、毎日の牛乳習慣で健康な体づくりをしましょう!

 

1歳から飲める牛乳の選び方についてはこちらをご覧ください。

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