皆さん、しょうがはお好きですか?
体に良い成分が入ってて、体の芯から温まる。
薬味に佃煮、臭みとり。殺菌作用があってかなり万能選手です。
夏は冷房で体を冷やしてしまうことが多いので本当は夏こそしょうがの出番なのです。
女性は体の中を温めないと様々なリスクがあります。
そこでジンジャーエールを作って体の中から温めて夏の冷えを防ぎましょう!
自分でジンジャーエールを作るのは安いし簡単ですよ
私は自家製ジンジャーエールを作って日々飲んでます。
今日は自家製ジンジャーエールについてどれくらい日持ちするのか?
ジンジャーエールシロップのおススメレシピとともにお伝えしていきます
Contents
自家製ジンジャーエールの日持ちはシロップの作り方で異なる
煮詰めて1週間~1か月、煮詰めないと2~3日
ジンジャーエールを作る方法は煮詰める方法と、煮詰めずに浸して作る方法とで日持ちの日数が変わります。
加熱して煮詰めて作ると冷蔵なら1週間。
同じく冷凍なら1ヶ月が保存の目安です。
一方、煮詰めずにしょうがを浸して作る方法なら冷蔵で2~3日しか持ちません。
常温では保存しないでください!必ず冷蔵か冷凍保存です!
この作り方にも日持ちする期間に違いがありますので詳しく解説していきます。
自家製ジンジャーエールを日持ちさせる為の長期保存方法
煮沸消毒した瓶を使って保存する
保存する容器にも注意が必要で、プラスチックの容器よりガラス瓶の方がより保存ができます。
フルーツシロップの瓶や梅酒を漬けるときの果実酒用の瓶が断然良いです。
それは煮沸できるから。
煮沸すると菌が死滅して長期保存が可能になるからです。
煮沸消毒の仕方
- 瓶が入りつかるくらいの大きめの鍋にふきんを敷いて割れないように防止する
- 必ず水から入れる
- ぐらぐら煮立ってきたら5~10分煮沸
- 取り出してふきんの上で乾燥させる
アルコールで消毒した瓶を使って保存する
煮沸ができない、簡単に消毒したい人には
市販のアルコール除菌がおススメです。
必ず食品用を使用してくださいね。
これは直接食品にスプレーできる除菌スプレーです。
保存容器にスプレーして除菌できます。
フードキーパー
こちらはお酒の会社が作った除菌アルコールスプレーです。
除菌後の食品に対しても安心に使えます。
パストリーゼ77
スプーンも清潔なものを使用してください。
瓶が清潔なのにスプーンが汚れていたら菌が入り痛む原因になります。
冷凍するときの保存方法
冷凍保存方法はジンジャーシロップを製氷皿に入れて、凍ったら製氷皿から出してフリーザーバックに入れると、便利に使えます。
使いたいときに欲しい分だけ取り出して解凍して使えますよ!
もっと日持ちさせるには脱気をする!
空気を抜いて脱気をすると、より長く保存できます。
脱気方法
- 煮沸消毒して清潔になった瓶に自家製ジンジャーシロップを入れて、瓶のふたを軽めに閉める。はずれないように!
- 瓶のフタの下ほどまで水を入れ、沸騰したら15~20分コトコト煮る。中に水が入らないように!
- とーっても熱くなっています!取り扱いにはくれぐれも気を付けてください!必ず、ビニール手袋やふきんを使って
瓶を取り出し、一度フタをゆるめてもう一度きつく締めて直し、中を真空状態にして脱気できればオッケーです👌
ここまでしたら長期保存が可能になります。フタがへこみ上手に脱気ができれば約1年ほどは保存が可能です。
美味し~い自家製ジンジャーエールのレシピ
しょうが農家伝授の自家製ジンジャーシロップのレシピ
それではしょうが農家の方に教わったレシピをご紹介!
加熱して作る長期保存ができるレシピです
材料
- しょうが 300g
- てんさい糖 300g
*しょうがと砂糖は同量です。てんさい糖がなければ上白糖でも。 - レモン 1/2~1個
- スパイス お好みで(シナモン、カルダモン、グローブ、八角、黒コショウなど粉ではなく粒のままで)
作り方
- しょうがは土をたわしなどできれいに洗って、皮ごと薄くスライスする
- 鍋にしょうがとてんさい糖を入れ、半日から一晩そのままで置いておく
- スパイスを入れて火にかける
- 煮立ったら弱火から中火にして、焦げ付かないようにアクを取りながらコトコト煮込む
- 約30分ほど煮込めば火を止めてレモン汁を入れる
- しょうがを取り出して、シロップのみにする
- 煮沸消毒した保存瓶に熱いうちに入れて、フタをして出来上がり!
- 脱気をする時はこの状態から脱気の工程をしてください。初めて作るときはスパイスは入れなくて、しょうが本来の味を味わってみてください。
それからいろいろなスパイスを入れてご自分でアレンジをしてみてくださいね!
とても美味しいショウガシロップです!水を加えていないので長期に保存が可能です!シロップから取り出したしょうがは佃煮にしたり、魚の煮つけをつくる際に臭みとりにも使えます。
捨てるところがないのですべて使い切れますよ!
加熱しないジンジャーシロップのレシピは材料と準備は上記と同じです。
材料をすべて保存容器に入れ、砂糖が溶けてからレモンを薄くスライスして、 |
お好みに炭酸水で割って自家製ジンジャーエールの出来上がりで~す!
夏にはぴったり、さっぱり美味しいジンジャーエールをお召し上がりください。
冬にはお湯で割ってホットジンジャーで。
自家製ジンジャーエールには必須!ショウガの効果・効能をあらためて解説
女性にとってしょうがは最も重要な冷えを防止!
しょうがの成分は辛み成分のである「ショウガオール」。
これは発汗をうながし、代謝を上げる作用があり、体の中から体温を上げます。
加熱することによってこの成分が威力を発揮します。
そしてもう一つは生のしょうがに多く含まれている「ジンゲロール」。
血行を促進していの調子を整える作用があります。殺菌作用もあります。
夏に活躍するそうめんなどにすりおろして薬味として使うときにこの成分が働きます。
冷えは万病のもと!!!
ダイエットや体質改善に、体を冷やしても何も良いことはありません。
50代の私が毎日元気に過ごせているのはしょうがのおかげと自負しています(笑)。
古来よりしょうがは薬として用いられている
日本最古の医学書「医心方」には風邪のひきはじめには有効と記されていて、風邪の薬として紹介されています。
漢方ではしょうがの種類は3種類あります
- 生姜(しょうきょう)
生のしょうがのこと。
胃を丈夫にする効果が高く、吐き気どめによく使われます。 - 乾姜(かんきょう)
乾燥したしょうがのこと。
体温を上げる効果が高く、冷えの改善に使われます。 - 煨姜(わいきょう)
生のしょうがを蒸してから乾燥させたもの。
乾姜よりもゆるやかに体温を上げます。
女性には特別大事な冷えを改善してくれる成分たっぷりなので、上手に取り入れたいですね❣
但し、市販のチューブしょうがは生のしょうがに比べると効果は少ないです。
ぜひ生のしょうがで効果を実感していてできたいです。
自家製ジンジャーエールの日持ちは?シロップレシピと長期保存方法のまとめ
- 自家製ジンジャーエールの日持ちは作り方によって変わる。
加熱して煮詰めて作れば、冷蔵なら1週間、冷凍なら1か月ほど日持ちする。
加熱しないで浸して作れば冷蔵でも2~3日しか日持ちしないが、
冷凍保存するとおおよそ1か月は保存できる。 - さらに日持ちを良くするためには、脱気をする。
- 美味しい自家製ジンジャーエールのレシピ
- しょうがの効果と効能
- 日本古来からしょうがは薬として用いられている。
手軽に購入できていつでも手に入るしょうがを使ってオリジナルの自家製ジンジャーエールを
作ってください。
日持ちする方法で1年中体の中から体温上げて元気に過ごしていきましょう!
ぜひお試しください!