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門松を斜めに切る理由 きっかけとなった武将は誰?

門松と言えば、正月の縁起物として良く知られていて、

お正月になると、大きな門松がデパートの正面に飾られていたり。

正月を代表する飾り物と言っていいですよね。

ところで、この門松、斜めに切ってある場合が多いのですけど、

なんでなんでしょう。その辺りについて調べてみました!

門松を斜めに切るきっかけとなったのは徳川家康

徳川家康と言えば、誰もが知っている、江戸幕府を開いた天下人。

生涯、戦に負けることなく、順調に天下を握った!訳ではなく、

あるんです、大負けに負けた戦が。

時は、元亀3年12月22日といいますから、西暦1573年1月25日、遠江国敷知郡の三方ヶ原

(現在の静岡県浜松市北区三方原町近辺)で起こった「三方ヶ原の戦い」において、

徳川家康は、武田信玄の軍に大敗北を喫します。

城に戻るときに糞を漏らしたとか、散々なエピソードがありますが、この、三方ヶ原の戦いに

負けた時の悔しさから、次は負けないぞという思いを込めて、斜めに竹を切ったのが、

斜めに切った門松の始まりと言われています。

いろいろな説があるのですが、一番広く言われている説と言っていいでしょう。

門松を斜めに切らない場合もあります。

斜めに切る門松と、斜めに切らない門松、両方が日本各地には存在していて、

斜めの場合と、斜めではない場合、いくつかの分け方が存在しています。

斜めに切るタイプの門松を「寸胴」と呼び、平らなタイプを「そぎ」と呼びます。

門松を斜めに切る武士と、斜めに切らない商人

1つ目の区分けとしては、門松を斜めに切る武士と、斜めに切らない商人

という分け方ができます。

斜めに切った門松って、尖っていて、なんだか刀の先みたいなイメージあるじゃないですか。

上に書いた徳川家康も、もちろん武士ですから、その流れで、武士の門松は

斜めに切られています。

対して、商人の門松はどうかというと、周りに敵を作らず、円満に商売繁盛を目指そう

と言った意味合いもあり、斜めではなく平らになっている門松を利用します。

関西では斜めに切った門松、関東では平らな門松

関西では、斜めに切った門松が多く、関東では平らな門松が多いと言われています。

斜めに切るタイプは、見た目は良いものの、門松3本を揃えて同じ角度で切るのは、

なかなかの技術が必要になることや、先が尖っているとあぶないという点もあり、

関東では、平らなタイプが増えたと言われています。

もともとは、平らなタイプが標準的な門松でした。

医者の家の門松は斜めになっている?

医者の家の門松は、自分が藪医者ではないという意味合いを込めて

門松が斜めに切ってあるという説もあります。

門松を斜めに切る理由についてのまとめ

門松を最初に斜めに切ったのは、徳川家康!

この説はかなり有力です。天下人が唯一負けた戦いの戒めとして

始まったというと、なんだかとっても説得力がありますよね。

見栄えという観点からすると、どうでしょう。斜めに切ってある、「そぎ」と

呼ばれるタイプの方が、見栄えはするのかなあという気がします。

お正月の縁起物の門松。ぜひ竹の切り方の違いについて、注目して

見ていきたいものですね。

 

 

 

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