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大谷和敬さん素人なのに人工衛星の開発を成功 リーマンサットプロジェクトについてまとめてみました!

大谷和敬さん素人なのに人工衛星の開発を成功についてまとめてみました!

下町ロケットという、池井戸潤さんの書籍というか、テレビドラマにもなった作品がありましたが、

あの、主人公の会社は、佃製作所といって、精密機械工業を生業とした会社で、ドラマの中では

ロケットのバルブシステムを製作して、うんぬんかんぬんという話でしたが、

人工衛星の開発を素人で成功させてしまったという方がいましたので、いろいろ調べてみました。

大谷和敬さんのプロフィール

御本人のプロフィールというのは、Facebookやwitterでは見当たらないようです。

しかしながら、今回成功させた、人工衛星のプロジェクトというのが、

リーマンサットプロジェクトと呼ばれていて、そちらに今回のプロジェクトについていろいろ記載があります。

ページはこちら→リーマンサットプロジェクト

キーワードは、

「サラリーマンのサラリーマンによるサラリーマンのための民間宇宙開発」となっています。

テレビでも紹介されるようです。

人工衛星のプロジェクトについては、アエラの記事が良くまとまっているので、

引用しておきます。

出典:AERAdot

無人補給機「こうのとり」7号機が国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功。そこには一般のサラリーマンが作った人工衛星が搭載されていた。

こうのとりを搭載したH2Bロケットは、4度の延期の末、9月23日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、その5日後にISSとドッキングした。積み込まれていたのは、ISSに滞在する宇宙飛行士の生活に必要な食品や生活用品など6.2トン。そのなかに、一風変わった人工衛星「RSP-00」が含まれていた。

衛星はキューブサットと呼ばれるタイプで、10センチ四方、重さはわずか1.26キログラムという超小型。地球との通信や撮影機能を備えるほか、一般の人が短冊に書いた6千通の願い事も画像データ化し、マイクロSDカードに収めている。やがて衛星が宇宙空間で燃え尽きるとき、願い事が流れ星になるという洒落のきいたアイデアだ。

作ったのは宇宙開発の専門家ではなく、一般のサラリーマンたちが集まった「リーマンサット・プロジェクト」。開発メンバーは87人で、2年前の夏ごろから趣味として製作に入った。

ファウンダーの大谷和敬氏(36)は「始まりは新橋の居酒屋だった」と話す。

「ガード下の焼き鳥屋に仕事仲間や友人など、後にプロジェクト設立メンバーとなった5人が集まり、自分たちが宇宙開発をするとしたら何ができるかを話し合ったのが始まりです。宇宙にまったく関心のない人たちも交えて、人工衛星の作り方などを熱く話し合っていました」

とはいえ、人工衛星など作ったことのない素人集団。大谷氏も、ソフトウェア開発企業の営業職だ。

「初めは人工衛星の作り方を書いた本を一人一冊ずつ買って読みましたが、それでも分からず、大学へ勉強に行ったりもしました」(大谷氏)

そうしているうちにメンバーもやがて50人、100人と増えていき、宇宙開発を行う企業で働く人や、大学で専門に勉強する学生も参加し始めた。現在は350人で、7割が技術系。残り3割は営業、経営企画、マーケティング、広報など。中には教師、看護師、弁護士、医師、大工、高校生もいて後方部門としてプロジェクトを支える。メンバーの2割ほどは女性だ。これだけ様々な人材が揃うと、何か問題が発生してもメンバーのスキルで大体は解決してしまうという。

趣味だからといって開発に手を抜くことはしなかった。

「遠くから夜行バスで都内のミーティングに参加するメンバーもいますし、遠隔地のメンバーとはスカイプを使って設計を進めたことも。集まる場所がないときには、カラオケボックスを使って終電までやったこともあります」(技術班コンダクターの伊藤州一氏、48)

「締め切りまでの時間が押してしまい、最後は私の町工場にメンバーが集まり、3日ぐらい徹夜して作り上げました。本業よりもキツイとこぼした人もいました」(代表理事の宮本卓氏、40)

開発費用はどうしたのか。宇宙航空研究開発機構(JAXA)に支払う衛星運搬費が300万円、電子基板や通信設備の購入費、振動、放射線などの試験費用を含んだ製作費に280万円。これらの費用は、メンバーからの寄付やクラウドファンディングで集めた。この中に人件費は含まれていない。スタートアップ企業で同じことをしたら「2億8千万円以上はかかる」(大谷氏)というから、格安で人工衛星を打ち上げたことになる。

次号機の開発もすでに始まった。目標は衛星の自撮り。伸び縮みするアームの先にカメラを取り付け、地球をバックに写真撮影。そこから最適な画像を伝送するために、AI(人工知能)も取り入れる。

「企業から共同企画でやりませんかという提案も増えてきた。今後は衛星を作るノウハウの公開を含めて、継承できる宇宙開発を続けていきたい」(大谷氏)

大変、優秀な方が多く参画されているようですが、なかなか、大人数のプロジェクトを進めていくのは大変なはずで。

宇宙ですよ、人工衛星ですよ、素人ですよ。

やればできるもんですね。今後も応援したいです!

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