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漏電の直し方や修理方法知ってる?漏電したらどこに連絡したら良いかまとめました!

家のブレーカーが頻繁に落ちてしまう。

最近、電化製品の調子が良くない。

急激に電気代が高くなった。

こんな症状がある時は、漏電している可能性があるかもしれません。

 

電気は怖いですよね?

目に見えないから、専門業者に見てもらうまで何も出来ない。

 

そんな事はないんです、実は自分で出来る事ってあるんです!

今回は漏電について調べてみました。

 

 

Contents

漏電を直したいけど漏電とはなに?どうなったら漏電を疑えばいいの?

漏電とは、電気が漏れている事です

電気が本来通るべきルートからはずれて漏れている(流れている)現象の事で、電気が漏れないように電流を遮断する絶縁と呼ばれる部分が傷ついていたり、老朽化で壊れてしまった時などに起こります。

 

では、どんな時に漏電しているのか疑えばいいのでしょう?

漏電かも!

  • 漏電ブレーカーが頻繁に落ちる
  • アンペアブレーカーが頻繁に落ちる
  • 電気料金が通常より高く、その理由に心当たりが無い時
  • 漏電している周辺の金属部分がピリピリする時

こんな症状がある時は、漏電しているかもしれないので調べてみる必要があります。

 

 

漏電の直し方は?漏電の原因次第では自分で直せるものもありますよ

漏電には自分で直せるケース直せないケースがあります

 

ざっくり言えば、家電製品やコード(配線)に異常がある場合は自分で直せます

漏電の応急対処が出来るんです。

 

ですが、家の壁内のコードや分電盤に異常がある場合は自分では直せません

早めに専門業者に連絡して見てもらいましょう。

 

原因ごとに見てみましょう。

 

漏電の原因が電化製品の劣化にある場合は可能です

家電製品の劣化が原因ならば、自分で対処出来ます。

 

家電製品の故障や、絶縁部分の劣化から漏電する事があります。

電化製品が原因の場合は、その製品を使わないようにするか、外してしまえばいいのです。

その際は、漏電の原因になった家電製品は買い替えすることをおすすめします。

 

漏電の原因がコードの破損にある場合は可能です

見えているコードの破損が原因ならば、自分で対処出来ます。

 

延長コードなどに傷があったり劣化していたら、そこから漏電する事があります。

他にもコードをグルグル巻いたり、束ねて使って熱を持ったりしても漏電や火災の原因になったりします。

コードが原因の場合は、そのコードを外してしまえば大丈夫。

その際は、漏電の原因になったコードなどを取り換える事をおすすめします。

 

漏電の原因が水漏れなどで壁内の配線にある場合は不可能です

分電盤自体の故障、壁内のコードや屋根裏の電気配線が原因ならば、自分で対処出来ません。

 

雨漏りなどで住宅内部に水が入ってしまい、天井裏の電気配線やコンセント口などに水が触れると漏電する事があります。

ネズミなどの小動物が配線をかじったり、DIYで壁に釘を打ち付けて配線を傷つけてしまった場合、その傷に水が触れる事で漏電を起こし、その箇所から火災が発生する危険もあるんです。

 

また、雨漏りが電化製品やコンセント口に直接かかるような時は漏電もですが、感電の恐れもあるのでうっかり触らない様気を付けなければいけません。

この場合は専門業者にお願いするのが正解です

 

 

漏電ブレーカーの仕組みを使って漏電原因を調べよう

漏電していたら、まずは漏電の原因を見つけたいですよね。

この時役に立つのが「分電盤」、漏電ブレーカーの仕組みを使って漏電箇所を突き止める事が出来るんです。

 

漏電を直したいんだけど漏電ブレーカーが上がらない‼

落ちてしまった漏電ブレーカーを直すのに、一番最初に知らなければいけないことが「漏電ブレーカーの上げ方」です。

漏電ブレーカーが飛ぶと、スイッチが真ん中でプラーンとしているはずです。

その際、他のスイッチと違い、漏電ブレーカーは一度下げてから上げる、これをしないとスイッチが入りません。

 

これで悩んで作業が出来ない!

と困る方が沢山居るので、これを頭に入れて作業を始めて下さいね。

 

漏電してる箇所の配線用遮断器を断定する

テスト手順

1.配線用遮断器のスイッチをすべて切る

2.漏電ブレーカーのスイッチを入れる

3.配線用遮断器のスイッチをはじから順番にゆっくり入れる(この時10秒位ずつ間をあけながらゆっくり上げてください)

上げたスイッチはそのままで進めて、漏電している箇所のスイッチを入れると漏電ブレーカーが落ちます、その回路が漏電しているので対象の配線用遮断器を切る

4.漏電ブレーカーを上げる

5.漏電している回路以外の配線用遮断器をすべて入れる

これで落ちた配線用遮断器の先に、漏電している箇所があることが断定されます。

引用:中部電力パワーグリッド (chuden.co.jp)

 

 

漏電の原因が電化製品なのかその他なのかを断定する

これは専門業者にお願いした方が良い場合もあります。

ですが…私は主婦でもやっちゃいますよ。

テスト手順

  1. 漏電を断定した配線用遮断器が切れていることを確認する
  2. 漏電ブレーカーのスイッチを入れる
  3. 漏電を断定した配線用遮断器から配線を引っ張っている部屋を断定する
  4. 配線が引っ張ってある部屋のコンセント口から、電化製品などのコンセントを全て抜く(1つの残らず抜いてください)
  5. 漏電している箇所の配線用遮断器を入れてしばらく待ちます

これで漏電ブレーカーに変化が無ければ、外した電化製品やコードが異常です。

漏電ブレーカーが飛ぶようなら、屋内配線(見えない壁内や天井裏など)のどこかに異常があるということになります。

 

漏電の原因がどの電化製品かを断定する

これも手順は同じで、ひとつずつ試していくようになります。

テスト手順

  1. 漏電を断定した配線用遮断器が切れていることを確認する
  2. 配線が引っ張ってある部屋のコンセント口にコンセントを差してみる(必ず1つずつ確認してください)
  3. 漏電している配線用遮断器を入れてしばらく待ちます
  4. 繰り返し1つずつ試していくと、ダメな電化製品の電源を入れると漏電ブレーカーが飛びます

漏電ブレーカーに変化が無ければ、外した家電製品はセーフです。

漏電ブレーカーが飛んだら、その電化製品はアウトで漏電の犯人です。

 

 

漏電の直し方は?危険な漏電修理は専門業者に任せましょう

漏電箇所が特定出来て、自分では直せない危険な漏電は専門業者に任せましょう。

そんな時はどこに連絡して、どう頼めばいいのでしょうか?

 

漏電修理はどこに頼めばいいの?

アパートなど賃貸住宅の場合は全て「大家」「管理会社」に頼んでみるのが良いですね。

先に専門業者に頼んで修理をしてしまうと、アパートを管理している大家さんや管理会社が修理代を払ってくれないケースもあるようなので注意して下さい。

 

戸建て住宅の場合は「漏電修理業者」に頼むのがいいのですが、以下の注意事項に気を付けて選んで下さい。

 

選ぶポイント

  • 現地調査をして、事前に見積金額を出してくれる
  • 見積金額に細かい明細がついている(工事1式などはダメ)
  • 調査から見積修理まで何日で施工してくれるかきちんと教えてくれて、早く対応してくれる業者

 

緊急時には一刻も早く修理をお願いしたいですよね、電話1本で駆けつけてくれるこんな業者さんもおすすめです。

生活110番 生活110番 (seikatsu110.jp)
電気工事の専門店 電気のテイクサービス (seikatu-portal.com)
電気工事お助け隊 電気工事お助け隊 (denkikoji-otasuketai.com)

 

 

 

 

 

普通、まず始めに思い浮かぶ「電気」といえば電気を配給している電力会社ですが、電力会社は漏電の対応はしてくれないことが多いのです。

次によく聞く「電気保安協会」も全国各地にありますが、住宅やお店の電気まわりの点検しかしてくれません。

但し、電気保安協会に調査を依頼すると無料で漏電調査だけはしてもらえます。

 

漏電修理にかかる費用は?

一般的な費用は下記の通りですが、壁内や天井裏で作業になった場合は修理料金が加算されますし、部品代が発生する事も頭に入れておくようにしましょう。

料金

  • 漏電が起こっているかどうかを調査する費用…4,000円~
  • 分電盤の調査…7,000円~
  • ブレーカーの交換や修理…20,000円~
  • コンセント交換…3,000円~

 

専門業者に頼むなら、さっきの手順は要らないじゃん‼って思いましたか?

でも、案外そうでもないのですよ。

多分ですが、専門業者も同じ手順で漏電箇所の特定をするので、漏電している回線が分かっていれば大助かりなんです。

 

実は専門業者を呼んでも、漏電箇所を特定出来ずに諦められてしまうケースも多いんです。

例えば、コードの接触不良(曲げれば接続、まっすぐにしたら切断のようなコードの接触不良など)だと、その時に症状が出なければ専門業者もどこが漏電しているか特定が出来ません。

「また症状が出たらご連絡下さい」と言われる事はザラにあるのです。

 

ですが、漏電している箇所が分かっていれば、そこ以外の電気は普通に使えるので夜中など専門業者が来るまでに時間が掛かるようなときも安心して電気を使えます。

火災の心配もしなくていいので、決して無駄では無いのです。

 

 

漏電の直し方も大事ですが漏電防止にも気を付けましょう

漏電にならないよう、日ごろから点検することも大切です。

では、何をしたらいいのでしょう?

 

漏電ブレーカーが誤作動していないか確認してみましょう

漏電ブレーカーのテストボタンを使って、漏電ブレーカーが正しく作動するか確認することです。

テストボタンは漏電ブレーカーの近くにあります。

 

テスト手順

  1. テストボタンを押す前に漏電ブレーカーがONに入っているか確認(必ず電源は入れて下さい)
  2. テストボタンを押す
  3. 漏電ブレーカーの電源がOFFになったら正常です

漏電ブレーカーのテストボタンを押してもOFFにならなければ分電盤かテストボタンが故障している可能性があるので、専門業者に見てもらいましょう。

 

電気保安協会の漏電検査をきちんと受けましょう

電気保安協会は電気を見守る団体だと説明しましたが、依頼すると無料で漏電調査もしてくれるのです。

黙っていても、【4年に1度】は勝手に回って来ますが。

調査だけなら料金はかかりません。

但し、電気保安協会をかたった業者もいるので注意が必要です。

詳しくはこちらから

電気保安協会全国連絡会 (denkihoan.org)

引用:電気保安協会全国連絡会 (denkihoan.org)

 

漏電しないように電源コードを管理してみましょう

漏電はコンセント周りで発生しやすく、漏電による火災もコンセントが原因であることがとても多いのです。

コンセントの周りにホコリがある状態だと、まわりのホコリなどが湿気を含み電気が流れやすい状態になるのです。

これによりコンセントからホコリに電気が走り漏電になり、最悪の場合火災が発生してしまいます。

 

もう1つはコンセントの挿し具合で、コンセントをゆるく挿しこんだ場合、プラグ部分の接触抵抗が大きくなり、回路が熱をもち始めます。

たこ足配線も絶対いけません、熱を持つ状態が長時間続くことで発火する可能性があるのです。

コンセント周りは定期的に掃除をして、コードは束ねたりたこ足配線したりせず、コンセントはしっかり挿しこむようにしましょう。

 

漏電しないようにぬれた手やタオルなどで触れないようにしましょう

濡れた手でコンセントなどの配線を触ると、漏電・感電のおそれがあります。

濡れた手は非常に電気が流れやすい状態になります。

感電は最悪の場合生死にかかわる重大な事故にまで発展することがあるので、濡れた手でコンセントや配線を触る事は絶対にやめましょう。

 

電化製品を水気や湿気の多い場所に設置する際は気を付けましょう

濡れた手同様に、電化製品を湿気の多い所で使う際は気を付けましょう。

水場で使う家電製品にはアースが必ず付いています。

付いている電化製品は必ず繋ぐようにして、コンセント口に水が入らない様気を付けて使いましょう。

 

 

漏電しないようにアースをきちんと繋ぎましょう

電子レンジや洗濯機といった電化製品に付いているアースをきちんと繋ぎましょう。
アースは接地ともよばれ、電化製品と大地をつなぐことで電流を逃がす道になるものです。

 

漏電しているときは本来の回路以外の部分に電流が流れており、電流の行き場がなくなっている状態にあります。

そのときにアースが接続されていれば、人体に電流が流れることなく逃がすことができ、漏電を防止をすることができます。

 

アースについてはこちらの記事もどうぞ

電子レンジのアースがないと感電?!その理由と簡単な付け方を紹介!

 

 

漏電の直し方知ってる?自分で出来る漏電の調べ方と対処法のまとめ

  • 漏電とは電気が漏れる事で、漏電していると様々な症状が出てきます。
  • 漏電の原因次第では自分で直せるものもあるんです。
  • 漏電ブレーカーの仕組みを使って漏電原因を突き止めよう。
  • 危険な漏電は専門業者に任せましょう。
  • 漏電の直し方も大事ですが漏電防止にも気を付けましょう。

電気は安全な使い方をしていれば私たちの生活を快適なものにしてくれます。
しかし、トラブルが起きている状態で使用をすると、感電や火災など人体に影響を与える危険なものとなってしまいます。

 

電気は決められた回路を通って流れています。

でも、何らかの原因で道をそれると大変な事になってしまいます。

 

漏電しても慌てないで、手順を追って、自分で対処出来る所まで頑張ってみてください。

漏電を一時的に直す事が出来れば、そのほかの電気を安心して使うことが出来るんです。

 

それから、電気の道がそれないよう、日ごろから点検して安全な生活が出来るようにしたいですね。

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